【保存版】メダカの青水(グリーンウォーター)完全ガイド|作り方・管理方法・失敗対策

青水の仕組みからメリット・デメリット、安定させるコツまでを実践ベースで解説します。

🌿はじめに

メダカ飼育をしていると、「青水(グリーンウォーター)」という言葉をよく耳にします。

水が緑色に濁った状態を見ると、不安になる方もいるかもしれません。
しかし青水は、正しく管理すればメダカにとって非常に有効な環境になります。

この記事では、青水の仕組み、作り方、維持管理のコツ、失敗例までを丁寧に解説します。


青水とは?

青水とは、植物プランクトンが増殖し、水が緑色になった状態です。

この植物プランクトンは:

・酸素を生み出す
・微生物の餌になる
・稚魚の栄養源になる

つまり、小さな生態系ができあがった状態とも言えます。


青水のメリット

① 稚魚の生存率が上がる

植物プランクトンが微細な餌となり、針子の初期生存率が安定します。

【保存版】メダカの繁殖完全ガイド|採卵から稚魚育成・選別まで徹底解説


② 水質が安定しやすい

適度な青水はアンモニアの急増を抑えやすくなります。


③ 日差しの緩和

青水は紫外線をやわらげ、真夏のダメージを軽減します。


青水のデメリット

・濃くなりすぎると酸欠リスク
・観賞性が落ちる
・夜間の酸素不足

バランスが重要です。


青水の作り方

方法①:既存の青水を種水にする

最も簡単で安定します。


方法②:日当たりの良い場所で育てる

・カルキ抜き済みの水
・少量の餌
・強めの日光

数日〜1週間で薄緑になります。


方法③:屋外ビオトープから分ける

自然発生した青水は安定しやすいです。

【初心者向け】失敗しないメダカビオトープの作り方|立ち上げから管理まで解説


青水の濃さの目安

理想は「うっすら緑」。

手を入れて、10〜15cmほど見える濃度が目安です。

ドロッと濃い緑は要注意。


管理のポイント

足し水中心

全換水はNG。
環境が一気に崩れます。


餌を控えめに

過剰な栄養はバランス崩壊の原因。


夜間の酸欠対策

高密度飼育の場合はエアレーションを検討します。


青水が濃くなりすぎたら?

・半量を別容器へ
・透明水を足す
・遮光する

一気に透明に戻さないことが重要です。


透明水と青水、どちらが良い?

観賞なら透明水。
繁殖・稚魚育成なら青水。

目的で使い分けます。


まとめ

青水は「失敗」ではなく、
自然の循環が始まったサインです。

大切なのは、濃さとバランス。

環境を急に変えず、観察しながら整えていくこと。

青水を理解すると、水管理が一段と安定します。

凜音の水辺でも、季節や目的に応じて青水を活用しています。


【保存版】メダカの繁殖完全ガイド|採卵から稚魚育成・選別まで徹底解説

自然に増やす方法と、失敗しない稚魚管理のポイントを実践ベースでまとめました。

🌿はじめに

メダカは環境が整うと自然に産卵します。
しかし「卵は取れたのに孵化しない」「針子がすぐに減ってしまう」という悩みはとても多いものです。

繁殖で大切なのは、特別な技術ではなく、
水温・光・餌・水質の安定です。

この記事では、採卵から孵化、針子育成、そして選別まで、流れに沿って解説します。


メダカが産卵する条件

水温

目安は20℃以上。
25℃前後で産卵が活発になります。

春〜初夏が最盛期です。


日照時間

日照時間が長くなると産卵スイッチが入ります。
屋外飼育は自然に任せるのが理想です。

室内の場合はライト管理が重要になります。


栄養状態

高タンパクな餌を適量与えることで、
産卵数が安定します。

ただし与えすぎは水質悪化につながるため注意。


採卵方法

1. 産卵床を使う

市販の産卵床や、水草を使用します。

卵は親が食べることもあるため、
見つけたら早めに回収します。


2. 卵の管理

回収した卵は、別容器で管理します。

・カルキ抜き済みの水
・弱めのエアレーション(無くても大丈夫)
・直射日光は避ける
・素手で卵に触れた場合は、メチレンブルー液を使う

カビ防止のため、毎日観察します。


孵化までの日数

水温25℃前後で、約7〜10日。

卵の中に目が見え始めたら孵化間近です。


針子(稚魚)育成のポイント

ここが一番の山場です。

孵化後2〜3日で餌が必要になります。

・ゾウリムシ
・粉餌(極細)
・青水環境

少量を回数多めが基本です。


水管理

針子は水質変化に弱いです。

・全換水はしない
・スポイトで底の汚れを除去
・足し水中心

環境を急変させないことが最優先。
ミジンコを入れると水質悪化が遅くなります。


容器サイズ

小さすぎる容器は水質悪化が早いです。

水量は“思っているより多め”が安全です。


選別の考え方

成長差が出てきたら選別します。

・大きい個体が生まれたての針子を食べてしまうので分ける
・弱い個体を無理に残さない
・密度を下げる

選別は“命の管理”でもあります。

焦らず、観察を重ねます。


よくある失敗

・卵を放置してカビる(無精卵はカビます)
・餌を与えすぎて水質悪化
・急な全換水で全滅

繁殖成功の鍵は「安定」です。


まとめ

メダカの繁殖は、
特別な技術よりも環境づくりが重要です。

水温・光・栄養・水質。
この4つが整えば、自然に命はつながります。

小さな卵から泳ぎ出す瞬間は、
何度見ても感動します。

無理をせず、環境を整えながら、
凜音の水辺で命を育てていきましょう。