土を調えるということ

土をつくる、
というよりも、
土を調える。

根ノ庭では、
そう考えています。

何かを足して
すぐに変えることよりも、

いまの状態を見て、
何が過不足なのかを
静かに探る。

土は、
たくさんの材料を
混ぜればいいわけではありません。

大切なのは、
根がどんな時間を
過ごしているか。

まだ動き始めたばかりなのか、
広がろうとしているのか、
それとも、
力を蓄える時なのか。

根ノ庭が土を調えるとき、
見ているのは
植物の姿ではなく、
その下で続いている
根の時間です。

効かせるための土ではなく、
続けるための土。

それぞれの段階に、
無理のない形で
そっと寄り添う。

その考え方を、
根ノ庭では
大切にしています。

根を育てるということ

根ノ庭が大切にしていること

植物を育てるとき、
目に見える部分に
気持ちが向きがちです。

けれど本当は、
見えないところで過ごす時間のほうが
ずっと長い。

根ノ庭は、
植物の「根」に
そっと寄り添うための場所です。

早く変わることよりも、
長く続くこと。

効かせることよりも、
呼吸できる環境を整えること。

土を整えることは、
未来を整えることだと
私たちは考えています。

この庭は、
すぐに答えを出す場所ではありません。

時間とともに、
少しずつ整っていく過程を
大切にしています。

根ノ庭は、
4月17日に
ひらきます。

必要なときに、
思い出していただけたら
うれしいです。