風が通る庭
庭には、
風が通る道があります。
木の間を抜け、
草の上をやさしく揺らしながら、
空気が流れていきます。
風が通ると、
庭の空気は少し軽くなります。
葉は揺れ、
花はそっと動き、
草の香りが広がります。
風は、
目には見えませんが、
庭にとって大切な存在です。
空気を動かし、
湿気を流し、
植物に新しい空気を届けます。
風が通る庭は、
どこか心地よく感じられます。
自然の流れの中で、
空気もまた
庭を作る大切な要素なのです。
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ここまで、
根ノ庭について、
少しずつ言葉を重ねてきました。
土のこと。
根のこと。
日々のこと。
大きな変化や、
分かりやすい成果を
伝えてきたわけではありません。
それでも、
ここに置いてきた言葉や時間が、
この庭の形を
つくってくれたように思います。
根ノ庭は、
すぐに答えを出す場所ではありません。
効かせることよりも、
続くこと。
管理するよりも、
見守ること。
そのための土を、
ひとつずつ調えています。
この庭は、
4月17日に
ひらきます。
すべての方に
向いているわけではありませんが、
もし、
今の植物や時間に
しっくりくるようでしたら、
そっと、
覗いていただけたら
うれしいです。