土が休む時間

土が休む時間

土はいつも
働いているように見えます。

植物を支え、
水を保ち、
栄養を巡らせる。

けれど、
土にも休む時間があります。

植物が少ない場所では、
微生物たちがゆっくりと働き、
落ち葉を分解しながら
次の季節の準備をしています。

一見、
何も起きていないように見える場所でも、

土の中では
静かな時間が流れています。

人も同じように、
休むことで力を取り戻します。

土もまた、
休むことで
豊かさを育てているのかもしれません。

何もしない手入れ

何もしない手入れ

庭の手入れというと、
何かをすることだと思われがちです。

草を抜く。
枝を切る。
土を耕す。

けれど、この庭では
「何もしない」という時間も
大切な手入れのひとつです。

土は、
触りすぎると落ち着かなくなります。

自然の流れの中で
整っていく力があるからです。

だから私は、
まず観ることを大切にしています。

今日の土の様子。
草の伸び方。
虫たちの動き。

それを感じながら、
本当に必要なときだけ手を入れる。

見て、待つ。

それもまた、
庭の仕事なのです。