庭と人の距離 Posted on 2026年4月6日2026年3月13日 by 根ノ庭 庭と人の距離 庭と向き合っていると、ときどき考えることがあります。 人は、どこまで自然に関わればいいのだろう。 手を入れすぎると、庭は人の形になりすぎます。 けれど、何もしなければ荒れてしまうこともあります。 庭と人の関係は、少し不思議な距離感の上に成り立っています。 近すぎず、遠すぎず。 必要なときに手を添え、あとは自然の流れに任せる。 その距離が見えてくると、庭は少しずつ落ち着いた表情になります。 庭と人の距離。 それは、時間をかけて学んでいくものなのかもしれません。
根が育つ時間 Posted on 2026年3月25日2026年3月13日 by 根ノ庭 根が育つ時間 植物は、目に見える部分だけで育っているわけではありません。 土の中では、静かに根が広がっています。 根は急がず、ゆっくりと土のすき間を探しながら伸びていきます。 ときには石にぶつかり、ときには固い土に出会いながら、それでも少しずつ道を見つけていきます。 地上では何も変わっていないように見える日でも、土の中では大切な時間が流れています。 根が育つ時間。 それは庭にとって、とても大切な時間です。 私たちはつい早く結果を求めてしまいますが、 自然はいつも自分の速さで進んでいます。 その時間を静かに見守ることも、庭の仕事のひとつなのです。
何もしない手入れ Posted on 2026年3月13日2026年3月13日 by 根ノ庭 何もしない手入れ 庭の手入れというと、何かをすることだと思われがちです。 草を抜く。枝を切る。土を耕す。 けれど、この庭では「何もしない」という時間も大切な手入れのひとつです。 土は、触りすぎると落ち着かなくなります。 自然の流れの中で整っていく力があるからです。 だから私は、まず観ることを大切にしています。 今日の土の様子。草の伸び方。虫たちの動き。 それを感じながら、本当に必要なときだけ手を入れる。 見て、待つ。 それもまた、庭の仕事なのです。