庭の夕暮れ

庭の夕暮れ

夕方の庭には、
昼とは違う静けさがあります。

風は少しやわらかくなり、
光もゆっくり色を変えていきます。

昼に咲いていた花が閉じ、
虫たちの声が聞こえ始めます。

庭もまた、
一日の終わりを迎えているようです。

夕暮れの時間は、
どこか境目のように感じます。

昼と夜。
動く時間と休む時間。

その間を、
庭は静かに流れていきます。

何かを急ぐわけでもなく、
ただ自然の時間に身を任せる。

そんな夕暮れの庭にいると、
心まで少し静かになっていく気がします。

苔のある景色

苔のある景色

庭の片隅に、
いつの間にか苔が広がっていました。

石の上。
木の根元。
少し湿った土の場所。

苔はとても静かに、
ゆっくり景色を変えていきます。

派手ではありません。

けれど、
そのやわらかな緑を見ると、
どこか落ち着いた気持ちになります。

苔のある場所には、
静かな空気があります。

急がず、
競わず、

ただそこに在る。

そんな姿を見ていると、
庭の時間もゆっくり流れているように感じます。

小さな苔の景色もまた、
庭の大切な一部なのです。