虫たちの訪問者
朝の庭では、
さまざまな虫たちが動き始めます。
花を訪れる蝶。
蜜を集めるハチ。
葉の上を歩く小さな甲虫。
私たちは虫を見ると、
つい「益虫」や「害虫」と分けて考えてしまいます。
けれど自然の中では、
それぞれが役割を持ちながら生きています。
花を受粉させるもの。
土を豊かにするもの。
ほかの生きものの命を支えるもの。
庭は植物だけの場所ではありません。
小さな訪問者たちもまた、
この庭の季節を育てている仲間なのです。
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朝早く庭へ出ると、
葉の上に小さな露が光っています。
ほんの短い時間だけ現れる、
朝だけの景色です。
太陽が高くなるころには、
露は静かに姿を消します。
だからこそ、
その一瞬がとても美しく感じられます。
植物は露からも
わずかな潤いを受け取り、
朝の光を浴びながら
新しい一日を始めます。
毎日同じように見える朝も、
実は二度と同じではありません。
庭は今日も、
小さな奇跡を見せてくれています。
毎日見ている庭でも、
同じ日はありません。
昨日より少し伸びた葉。
色が変わり始めた花。
新しくできた小さな影。
大きな変化ではなくても、
庭は少しずつ動いています。
忙しい日々の中では、
小さな変化ほど
見逃してしまいます。
でも立ち止まって見ると、
そこにはたくさんの出来事があります。
小さな芽も、
虫の足跡も、
風で揺れる葉も。
全部が今だけの庭の姿です。
変化を探すのではなく、
ただ感じてみる。
そんな時間が、
庭との距離を近づけてくれる気がします。