土へ還るもの
庭では、
終わりに見えるものが
次の始まりになることがあります。
枯れた葉。
落ちた花。
役目を終えた植物。
それらは消えてしまうのではなく、
ゆっくり土へ還っていきます。
小さな生きものたちが分解し、
時間をかけて形を変える。
そしていつか、
新しい命を支える力になります。
自然の中では、
無駄になるものはほとんどありません。
終わりと始まりは、
別々ではなく
静かにつながっています。
庭を見ていると、
手放すこともまた
育てることなのだと感じます。
土へ還る時間。
それも庭が持っている
大切な営みです。
